上手・下手のない世界へ
最近、改めて ああ、絵が下手でよかったなあと思う私です。
変ですか?笑
絵が下手だから
伝えたいことをうまく伝えるには
絵以外の何をどう使えばいいか
工夫するようになります。
構図
セリフ
心象風景
ありとあらゆる方法を試します。
そして
伝える相手のことも考えるようになります。
相手に伝わりやすい方法を探すようになります。
絵がうまかったら、
そんなことする必要はなかったでしょう。
私の知るかぎり よいコミュニケーションを取れる人は
過去に「コミュニケーションが上手く取れない」と
感じていた人が断然多いんです。
それと同じかもしれません。
「苦手」は、他の能力を伸ばすためには
有利なのです。
「まんが」は絵を描くこと、ではなく
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表現手段というだけでなく
何かを伝える道具である
言葉やビジュアル。
イラストレータやまんが家は
絵を描く人でなく
伝える人、といったほうが
いいのかもしれません。
そして 彼らは、誰と比べることも出来ない
オリジナルの世界を作り上げることが
出来た人でもあります。
オリジナルの世界を創りあげているかどうか。
それが、作家であるかどうかでしょう。
プロかプロでないか、というより
それが「作家」の確固たる基準であると思います。
誰かとくらべて 優越感をもったり
劣等感をもったりするうちは
「誰かの二番煎じ」なのです。
普段、絵を描かないみなさんに
「お絵描きまんが」
「お絵描きまんが似顔絵」を
おすすめしている理由は
絵の技術はいらないという点と
もうひとつ。
自分スタイルを見つけやすい、という理由からです。
オリジナルを見つけたとたん
あなたは、「上手・下手」の世界から
解放されることになります。
それは いままで感じたことのない
「生きていてよかった」という 快感です。
■そんな快感、体験したくありませんか?
11月20日(日)の 吉祥寺での「お絵描きまんが似顔絵」
体験勉強会においでください。
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