模写?それより頭を働かせてください。


「どうして   あんなに上手な絵をサラサラ描けるんだろう?」   

    

絵が「上手な」人の手元をみていると  

まるで魔法を使っているみたいです。  


魔法にみえるのは  

「絶対的な自信があるから」です。  


迷いがない。  


それは、オリジナルの世界を描いているからです。  


どうしたら  オリジナルの世界を創ることができるのでしょう?  


誰かの絵のトレースすればいいでしょうか?  

それとも、模写をすべきでしょうか?    


私がすすめるのは  

手を動かすことではなく  

頭を働かせて  

オリジナルなスタイルを作る方法です。 





 まず、言葉にする。ということ。

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伝えたい何か  

描きたい何か  


それをまず、言葉にすることから始めましょう。  


「猫」を描きたい、と思ったとします。  


まず、「猫」の意味を分解します。  

つまり、「猫」を「猫」たらしめている条件を  言葉にしてみるのです。    


・大きなアーモンド型の目(つり目気味)  

・平たい顔  (犬は「鼻が長い」ですが、猫は、そうではありません。  

・三角の耳  

・なにかにじゃれる仕草  

・時間によって変わる猫目  

・鋭い牙    


そして次にするのは、  

「技術的に描けないと思う要素は、除外する」  

ということです。  


はい。  


できないことは、しなくていいんです。  

笑。  


できないことをしようとするから  

苦手だ下手だ、という結論になってしまうのです。  


まず、出来ないことはやらないこと。    


「じゃれる仕草」は  

動きやポーズを描く必要に迫られるので  

除外しましよう。  


二番めにすること。  

それは、「条件の優先順位上位のものを選ぶ」ということです。 

   

耳・目・牙。  


一番印象的で、「猫」という情報を絵で伝える上で  

「外せない条件」は何でしょう?  


牙だけかいても、「猫」にならない。  

耳でもありません。    


目。  


そうです。  

一番印象的で外せない条件は、目です。 


  

アーモンド型の目を一対。  


そして、「可愛い猫」を表現したいなら  

まんまるの黒目を  


野生の「怖い猫」を表現したいなら  

細い縦黒目を  


そのアーモンド型の目の中に  

描いてあげます。  


これで、おしまい。


これだけで、猫、になります。  

りっぱに、猫です。  


「猫」を伝えたいのだから  

これで充分。  

輪郭なんか要りません。      


絵を苦手・下手と思う方は  

すべての条件を描こうとしすぎていることが  

ほとんどです。  


それは、誰かの方法と同じことをしようとしている、  

ということです。  

誰かと同じ方法では、永遠に「下手な」ままです。  

伝えたいものが何か  


それが、言葉になれば  

必要なポイントだけを形にするだけ。  


実は、  それが、「絵」を描くコツなんです。   


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