「似顔絵」ってタイムカプセルみたいなもの。
似顔絵を描いてもらったことがある人って
どれくらいいるんでしょう?
最近は
写真だけ送れば描いてくれるサービスも広がって
利用された方も多いかもしれませんね。
たくさんの似顔絵師の絵柄から
好みのものも選べるし
おしやれなフレーム入りで
値段もリーズナブル!
これは
大切な人はのプレゼントに選びたくなるサービスです。
ども。
まんがインストラクターのyooこと
タカノユウです。
「似顔絵」ってただの絵じゃないと思う。
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私は、以前からも書いているように
誰かに私の似顔絵を描いてもらいたくない人なので
笑
気を利かせた誰かから
知らない似顔絵師の描いた
「注文した似顔絵」をプレゼントされたら
すごく
複雑な・・・
というか
プレゼントされたにもかかわらず
不快になってしまうかもしれません。
(すいません・・・汗)
もともと自分の外見に
自信なんてないわけで
それを題材にされても、という思いと
私を知らない人に描かれても、という
思いのごっちゃまぜで
でも、わざわざのプレゼントなのだから
喜んで受け取りたいとの思いも
加わって
顔がひきつってしまいそうです。
爆
私が、唯一持っている「似顔絵」は
某先生のアシスタント先で会った
先輩まんが家の「重富奎子」さんが、仕事の合間に
原稿用紙の切れ端にサラサラと描いてくれたものです。
*重富奎子さんの「アイムソイーリー」は傑作です!!
画風としては
ほとんど「ポンチ絵」。
笑
「みかんてね~、こんな。」
(本名はミカなので、現場ではみかんと呼ばれていました。)
笑顔の重富さんが今でも思い浮かびます。
そして、あのときの状況も。
締め切りが過ぎた(!)とんでもない状況の修羅場なのに
タバコの煙とコーヒーの匂いの充満する部屋で
全員ナチュラルハイの笑顔で。
同じ釜の飯を食い
同じ湯を使い
お互いがキャラクター全開の
無防備な素顔。
似顔絵は、タイムカプセルみたいなものです。
重富さんが描いてくれた「似顔絵」には
当時の記憶を生々しく呼び覚ます力がありました。
たかが、切れ端の紙の「似顔絵」なのに、です。
まるで「タイムカプセル」!
だと思いません?
もしかしたら、これは
好意をもってくれている人が描いてくれた
ごくパーソナルな似顔絵だけが持っている
パワーかもしれません。
リアルじゃなくても。
上手くなくても。
↑ニューヨークハーレムの宿のルームメイト。毎晩の宴会楽しかったなあ。
これは、プロの似顔絵師も
とてもじゃないけど出来ない技です。
だから
もし、大切な人にプレゼントを考えているなら
ご自分で似顔絵を描くという選択肢を
考えてみてもいいかもしれません。
喜ばせたい!
大好き!
いてくれてありがとう!
会えて嬉しい!
そんな思いで描いた似顔絵なら
その思いだけで
一番のプレゼントになるのでは
ないでしょうか??
むむう。
ちょっとやってみたいぞ~。
そうお思われるなら
私が何かお手伝いできるかもしれません。
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